
完成図
お供えに小さな造花アレンジ
夏真っ盛りの時期は、生花はすぐに枯れてしまうので、造花(アーティフィシャルフラワー)の需要が増えています。アーティフィシャルフラワーとは、生花をリアルに再現し、生花にはない美しさも表現した造花です。
今回はお供えに、アーティフィシャルフラワーを使った小さなアレンジをご紹介します。ペットのお供えにもいいと思います。

- カラー(白)
- オーニソガラム(白)
- デルフィニウム(白)
- ブルースター(白)
- クレマチス(紫)
- 葉もの
- 花器
- スポンジ
- 粘土
花材は全てアーティフィシャルフラワーです。
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花器にスポンジを詰め、上から粘土を貼ります。中央に白いオーニソガラムをまっすぐに挿します。
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白いカラーを高低を付けて挿します。
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葉をカットして、周りに挿します。写真のように背の高い花器を使う場合、葉ものは下に流れる蔓(つる)性の植物がよく合います。
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紫のクレマチスと白いデルフィニウムを数輪挿し、ブルースターそのほかの花材を色合いを見ながら足していきます。
完成です。 -
背の低い花器に生けた場合は、このようなアレンジになります。

フラワーデザイナー正木 江充子(まさき えみこ)
このコーナーを担当させて頂くアドニスの正木といいます。皆さんにわかりやすく解説できるようにがんばります!
「東急ハンズハンズ大賞入選」「全国手芸コンクール入選」「福岡市植物園蘭展ブルーリボン賞受賞」「ハーティラヴィコンテストテーブルアレンジ部門」「リクルートゼクシィ編集長賞受賞」等、数多くの受賞歴があるアドニスオーナー正木さんは、(社)日本家庭園芸普及協会グリーンアドバイザー、日本フラワーデザイナー協会講師、一級フラワー装飾技能と資格も多彩。