マンション管理について
マンション管理の品質も重要です。
マンションの管理業務って何をやってるの? 管理費って何に使われているの?
意外と知られていないマンションの管理業務の内容や、マンション購入後に支払う管理費がどのような形で使われているかきちんと理解しましょう。
いずれの管理会社においても、概ね以下のようなマンション管理業務を行ないますが、具体的な内容や品質については管理会社によって異なります。
事務管理業務 | 管理費の徴収や修繕積立金など、管理組合に関わる会計・出納・資産管理を行います。 |
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管理員業務 | 管理員が、共用部分の清掃や巡回、補修工事の立ち会いなど入居者の安全と快適な住まいをサポートします。 |
設備管理業務 | マンションの建物や各設備の点検や保守などを定期的に行い、正常に作動しているかチェックします。 |
清掃業務 | 管理員の日常の清掃だけでなく、専門の協力会社のスタッフがプロの機器を使用して清掃を行っています。 |
24時間監視業務 | 「24 時間遠隔監視システム」でマンション内の非常事態に備え、共用部の火災監視やエレベーター内非常通報画像監視などマンションの異常を 24時間365日オンライン監視します。 |
危機管理体制 | 地震や台風等の非常時には、緊急対策会議を開き、全社をあげて対応いたします。 |
マンション管理の「主体」となるのが、区分所有の皆様で組織する管理組合。
マンションにお住まいの皆さんも管理組合の一員であり、管理組合の代表が理事会です。
ただ、組合員は一般の方々であり、1日の大半をお仕事や家事で過ごしておられるわけですから、管理の実務面をサポートする存在が必要になってきます。
そのサポート役が、管理組合からの委託を受けた「管理会社」です。
マンションライフがスタートしたら、建物の維持管理の費用を毎月支払うようになります。
毎月一括で支払うケースが多いので、混同しておられる方もいると思いますのでここで簡単にご紹介します。 毎月の費用は「管理費」と「修繕積立金」の2種類に分かれていて、それぞれ目的が異なります。
それぞれの目的
マンション共用部分の維持・管理のために使用するお金で、共用部分の設備保守点検費用、清掃費、電気代、共用部分等に係る火災保険料、管理組合の運営に要する費用などに使われます。
マンション共用部である外壁や、屋上の防水工事など、定期的・計画的で、大規模な修繕工事、また不測の事故その他特別の事由により必要となる修繕等に要する費用です。
マンションに快適に住み続けるための「長期修繕計画」について理解しましょう。
コンクリートでできた丈夫なマンションも月日が経てばだんだんと老朽化します。でも、その老朽化を防ぎ、快適に住まい続けるための「マンションの修繕」という方法があります。
外壁などの共有部分の大掛かりな修繕の際には、多額の費用がかかってきます。
そのためにも、10年、20年先のことを考えて長期修繕計画をたて、修繕をしていくことが不可欠です。
ほとんどの場合、管理費や修繕積立金の費用はマンション完成時に決定します。アンピールマンションもそうですが、ある程度の販売実績があるマンション 販売会社であれば、「何年後にこの部分の修繕が必要になるだろう」「何年後にはこういった修繕をした方が、マンション資産価値の維持につながる」といっ た独自のデータベースがあるからです。
したがって、各社とも完成から20~25 年先あたりまでの長期修繕計画を立て、それに必要な修繕費用を月割りで計算して積立金の費用を設定します。
マンション外壁の改修やエレベーターなど共用設備の修理・交換など、マンション完成から数年後に必要となるであろう中~大規模な修繕を実施するため、月々積み立てていくお金のことです。
マンションを購入するときに、毎月の修繕積立金が他のマンション会社より安いからという理由で購入を決定すると、いざ修繕を行うときに、一時金を徴収したり、積立金を大幅に値上げして修繕費を捻出することになり、結局家計が一時的に厳しい状態になることも。 毎月、適正価格を積み立てて将来も安心のマンションライフを送りましょう。
アンピールマンションでは、修繕を行うときに、極力一時金の徴収、積立金の値上げ、といった状況がないよう修繕積立金の計画を立てています。
