
完成図
桜を使った花束
今回は、春の歓送迎会などで渡される花束を作ります。
予め、茎(ステム)を整理しておくと、綺麗に仕上がります。

- 桜(慶翁桜)
- ユリ(ル・レーヴ)
- トルコキキョウ
- バラ(イヴ・ピアッツェ)
- タニワタリ
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桜は、枝を見ながら切り分けます。あまりはりすぎる場合は、枝を落とします。
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ユリは、後ろに使う分は、葉を残し、前側は、半分以上落とします。
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バラや、トルコキキョウも同様、縛る部分より下の茎の葉は全部落とします。
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タニわたりは、ハサミで葉脈に沿って葉を切りこみ茎を作ります。
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桜の枝を組んだら、上にユリを置きます。
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次はバラを束ねます。同じ種類の花は、縦に、横に一列にならないよう、気を付けます。
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トルコキキョウを束ねます。
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タニワタリは、後ろに長いのを添えて、手前は丸めます。
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全部を縛った後、茎を切りそろえ、切り口に吸水性スポンジを付けます。(キッチンペーパーみたいなものでもいいです。)
水漏れしないよう、セロハンを掛けます。 -
ラッピングは初めは柔らかい不織布で巻きます。
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今回は、エレガントな大人の花束にしたかったので紫のシックなものを使用しました。
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セロファンをかけて完成です。

フラワーデザイナー正木 江充子(まさき えみこ)
このコーナーを担当させて頂くアドニスの正木といいます。皆さんにわかりやすく解説できるようにがんばります!
「東急ハンズハンズ大賞入選」「全国手芸コンクール入選」「福岡市植物園蘭展ブルーリボン賞受賞」「ハーティラヴィコンテストテーブルアレンジ部門」「リクルートゼクシィ編集長賞受賞」等、数多くの受賞歴があるアドニスオーナー正木さんは、(社)日本家庭園芸普及協会グリーンアドバイザー、日本フラワーデザイナー協会講師、一級フラワー装飾技能と資格も多彩。