
完成図
小枝のタペストリー
いよいよ紅葉のシーズンに突入するこの季節にぴったりのアレンジメントです。
決して同じ向きにならない小枝のタペストリーの作成に挑戦してみましょう。自分のオリジナルの材料を使用することで、さらに秋の風情が漂ってきそうです。
これからの季節、紅葉シーズンですので、自然の中を散策してタペストリーに使ういろいろな素材を探してみるのも楽しいかもしれませんね。(2003.10.14掲載)
- 糸状のワイヤー
- #28地巻糸
- フローラルボンド(生花用接着剤)
- はさみ
- 枝切りバサミ
- カッター
- クリ1本150円~200円くらい
- 小枝(今回はクリの小枝。拾ってきたものとかで代用可能)
- ファーガス(赤葉)2~3本1本400円~500円くらい
- お好みで赤辛子ドライフルーツ等(どの花も季節によって入手できない場合があります。季節の花を上手くアレンジしましょう!)
※今回は、小枝にクリの枝を使用します。40cmくらいにカットしておくと使いやすいですよ。それとファーガスというのはブナの葉のことをいいます。
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今回使用する道具は写真下段右から糸状ワイヤー、#28地巻糸、フローラルボンド(生花用接着剤)、はさみ、枝切バサミ、カッターです。
小枝のタペストリーの幅は40cmで15本から20本くらいの数でよいでしょう。
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新しいクリはこのように実が青いのです。
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週間ぐらいたったクリを使用します。これも実をつけたまま40cmでカットしています。
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製作に入る前に全部切りそろえておきます。
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始めにタペストリーの倍の長さで糸状のワイヤーをカットしておきます。
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一番上の枝からワイヤーを留めていきますが、枝の橋から3cmのところにカッターで切り込みを入れます。
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2本のワイヤーをねじって下の枝を挟み、またねじります。
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枝の曲がり具合によって間隔はまちまちになりますが、OKです。
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左半分ができたら、次に右側に同じようにワイヤーをかけていきます。
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全体をワイヤーで留め終えるとこのような感じになります。
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このタペストリーに今度は飾り付けていきます。まずはファーガスをくっつけていきます。
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木工用ボンドかフローラルボンド(生花用ボンド)で貼っていきます。
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最後に赤辛子をはります。寂しいと感じたら、お好みでドライフルーツなどを貼付けても雰囲気はでますよ。
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これで完成です。

フラワーデザイナー正木 江充子(まさき えみこ)
このコーナーを担当させて頂くアドニスの正木といいます。皆さんにわかりやすく解説できるようにがんばります!
「東急ハンズハンズ大賞入選」「全国手芸コンクール入選」「福岡市植物園蘭展ブルーリボン賞受賞」「ハーティラヴィコンテストテーブルアレンジ部門」「リクルートゼクシィ編集長賞受賞」等、数多くの受賞歴があるアドニスオーナー正木さんは、(社)日本家庭園芸普及協会グリーンアドバイザー、日本フラワーデザイナー協会講師、一級フラワー装飾技能と資格も多彩。