クラシック・オ・ショコラ

材料直径18cmの丸形1台分
- スイートチョコレート 60g、生クリーム 30cc、無塩バター 40g、ココアパウダー 35g、薄力粉 13g、ラム酒 小さじ1、バニラエッセンス 少々、仕上げの粉糖 適宜
- 【a】卵黄 M玉2個分、グラニュー糖 40g
- 【b】卵白 M玉2個分、グラニュー糖 40g
- 材料をすべて計量し、粉類(薄力粉・ココアパウダー)は合わせてふるう。
- 卵を冷蔵庫からだして常温にしておく。
- オーブンを170℃に温める。
- ケーキ型の内側にバターをぬり、型に合わせたオーブンシートをはる。
- チョコレートを細かく刻む。
- 生クリームを鍋に入れ人肌に温め、チョコレートを湯せんにかけて溶かす。生クリームを加えながらゴムべらでかき混ぜる。
- バターを湯せんにかけ溶かし、【1】に少量ずつ加えて均一にかき混ぜる。
- ボールに【a】を入れ、泡立て器で白くねっとりするまですり混ぜる。ラム酒とバニラエッセンスを加える。
- 【2】に【3】を少量ずつ加えながら、均一になるまでよくかき混ぜる。
- 合わせておいた薄力粉とココアパウダーを2〜3回に分けて加え、ゴムべらでさっくりと混ぜ合わす。
- 別のボールに卵白を入れ泡立て器で8分ほど泡立て、グラニュー糖を加えて角が立つまで泡立てメレンゲを作る。
- メレンゲの1/3量を【5】のチョコレート生地に加え、木べらで切るように混ぜる。
- 残りのメレンゲを加え、泡をつぶさないように木べらで切るように混ぜる。用意した型に流し入れる。
- 焼く。180℃のオーブンで5分焼き、160℃に温度を下げてさらに20分焼く。
- 型からはずしケーキクーラーの上で冷まし、粗熱が取れて生地が沈んだらオーブンペーパーをはがす。
ワンポイントアドバイス
チョコレートやバターが溶け難い場合は火にかけず、必ず湯銭で溶かすこと。常に湯銭の準備をしておくのがポイント。

料理研究家古川 年巳(ふるかわ としみ)
わずか10歳のときに料理を教える人になりたいと決意した異才の持ち主。中村学園大学にて栄養学を学び、以来この道一筋の情熱家。そのこだわりは、自家農園で野菜や米まで手作りする筋金入り。 郷土愛も深く、失われつつある博多の“土産土法”(土地の産物をその土地の作り方で食べること)を研究し、伝承と発展にも力を注ぐ。 よって博多弁まるだし。
著書:「つくりんしゃい食べんしゃい」「古川年巳のお料理教室」「古川年巳のゴハンのじかん」 テレビ料理番組で活躍中。 職歴:料理研究家。故・土井勝氏に10年間師事。中村学園大学・短期大学常勤講師。朝日カルチャーセンター講師など