chapter20 福岡の人はキャンディー派?チョコレート派?
9月になり、暑いながらも徐々に秋の気配を感じます。徐々に深まる秋には海の幸や山の幸など美味しい物がたくさんありますね。 でも、美味しくなるのはそれだけではありません。
秋になるとコンビニやスーパーの店頭には、チョコレートやキャラメル、キャンディーなどの甘いお菓子の新商品が続々と並びだします。 仕事の合い間や口寂しいとき、3時のおやつなどにちょいちょい買ってしまう甘いお菓子。
では、ここで質問です。
あなたは、チョコレートとキャンディー類(アメ・ソフトキャンディー・キャラメルなど)とでは、どちらをよく買いますか?
実は、福岡市の人のチョコレートとキャンディー類の1世帯当たりの年間支出額を見ると、どちらか一方が全国的に見て上位で、 もう片方は全国的に見て下位のほうになっているんです。チョコレートとキャンディー類、よく買うのはどっち?あんまり買わないのはどっち?
注目のランキングです!
※キャンディー類にはソフトキャラメル、水あめ、ドロップを含む。
※チョコレートは原則として,チョコレート生地の重量が60%以上のもの。
アーモン ドチョコレート・ムギチョコを含む。
福岡市の人は全国2位のキャンディー好き!
福岡市の人が、1世帯あたりで年間にキャンディー類への支出金額の平均は2,424円。これは、全国49都市中で1位の大津市(滋賀県)に次ぐ第2位!! 全国的に見てキャンディー好きなんですね。
これって福岡県全体でそうなのかと思えば、同じ福岡県の北九州市は34位。金額も1,656円と、福岡市の人がキャンディー代に使う金額と768円もの開きがあります。 どうやら福岡市の人がキャンディー好きなのは県民性というより、福岡市だけの特徴のようです。
福岡市の人はチョコレートが嫌い?
一方、チョコレートの1世帯あたりの年間支出の金額の平均を見ると、2,610円で全国49都市中46位。下から数えて4番目という低さ。全国的に見ると、 福岡の人はあまりチョコレートにお金を使わないようです。
これも、北九州市と比較してみると、北九州市は全国北九州第19位で、金額は3,968円。どちらかというと、北九州市のチョコレートへの支出金額は上位のほうです。 また福岡市との支出金額の差は、1,358円!なんと1,000円以上もの差があるんです。やはり、福岡市の人がチョコレートをあまり買わないのは県民性ではなく、 福岡市だけの特徴のようです。
それにしても、チョコレートへの支出金額の第1位の三重県津市。年間6,810円もチョコレート代に費やし、第2位の茨城県水戸市の5,087円を約1,737円も上回るぶっちぎりの第1位です。
福岡市の2,610円と比較すると約2.6倍!単純に考えたら、1個20円のチロルチョコを福岡の人と水戸の人が買う場合、福岡の人は5個買って満足しますがで、 水戸の人は13個買わないと満足しないということですね。ちょっと論法が荒すぎですが、年間のチョコレートへの支出金額には、そのくらいの差が出ています。
水戸に知り合いのいる方は、ぜひ、チョコレートをたくさん食べるのかどうかたずねてみてください。
〔更新日:2010年08月01日〕