
完成図
つる性植物で作るトピアリー
今回のアレンジメントは、根の着いた観葉植物を使いました。
「つる性植物で作るトピアリー」です。
トピアリーとは樹木や低木を刈り込んで作る造形を言います。
フラワーアレンジでもトピアリー風は出来ますが今回は、花の時期を過ぎたジャスミンを使ったトピアリー風アレンジにしました。
こうすることで、お花が無い時期も造形として楽しめます。

- 鉢
- 鉢底石
- 培養土
- ネット
- マダガスカルジャスミン
- ワイヤー
- フローラテープ(茶)
-
鉢にネットを敷き、鉢底石を敷きます。その上に培養土
-
バイヤーにテープを3本〜4本継いで巻きます。
-
作ろうとするトピアリーのサイズに合わせて型を探しワイヤーを曲げる。
-
ワイヤーをところどころで留めながら、フレームを作ります。今回は球体にしました。
-
鉢に刺さるように足を作っておきます。
-
次にマダガスカルジャスミンは、仕立ててあるつるを丁寧に外します。
絡まって取れにくい場合は、支柱をペンチなどで切り取るとうまくいきます。 -
つるを外したところ。
-
初めに用意した鉢に、ジャスミンの根鉢の大きさに合わせて土を入れ全体にバランスよく植えます(3鉢入れました。)
-
中央に、フレームを挿しこみ、ジャスミンを絡ませて出来上がりです。
-
上から見たところ。
つる性の植物は、フレームに絡むので市販のフレームでも簡単にトピアリーが出来ます。 ワイヤープランツや初雪カズラ等も綺麗です。是非トライして下さい。

フラワーデザイナー正木 江充子(まさき えみこ)
このコーナーを担当させて頂くアドニスの正木といいます。皆さんにわかりやすく解説できるようにがんばります!
「東急ハンズハンズ大賞入選」「全国手芸コンクール入選」「福岡市植物園蘭展ブルーリボン賞受賞」「ハーティラヴィコンテストテーブルアレンジ部門」「リクルートゼクシィ編集長賞受賞」等、数多くの受賞歴があるアドニスオーナー正木さんは、(社)日本家庭園芸普及協会グリーンアドバイザー、日本フラワーデザイナー協会講師、一級フラワー装飾技能と資格も多彩。