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知ってた?福岡

福岡に関する資料やランキングデータをもとに、 福岡の県民性をピックアップして紹介します。福岡の人には当たり前のことでも他県の人から見たら珍しいものや、 福岡の人でも知らない福岡の意外な一面を探っていきます。
福岡県人の結婚事情・・・1 婚姻率が高い?

あなたは結婚していますか?
それとも独身でしょうか?
あなたの身の回りの人は、結婚している人が多いですか?
それとも独身の人が多いでしょうか?


結婚は、結婚するのかしないのか、どんな結婚生活を送るのか、残念ながら離婚をするなど、それぞれ個人の事情に深く関わることですが、時代や地域によっても若干の影響があるようです。


では、福岡県人における結婚事情はどうなっているのでしょう?他の都道府県に比べてどんな特徴があるのでしょう。また、過去と現在とではどんな変化があるのでしょう。そこで、『知ってた?福岡』では、今回から数回にわたって福岡県人の結婚事情を探ってみたいと思います。

シリーズ第1弾は、


     〜 福岡県人の結婚事情・・・1 婚姻率が高い? 〜


と題して、日本の県庁所在地で、人口千人当たりの婚姻件数を示す率をランキングしてみました。また、1900年(実に明治時代)から、現代にいたるまでの福岡県と全国の婚姻率の推移を比べてみました。


福岡県人の婚姻率は全国的に見て高いのでしょうか?また、過去と現在とで婚姻率はどんな変化を見せているのでしょう。結婚している人も、していない人も、したい人も、やめたい人もちょっと気になるこのデータ、見てみましょう!

≪人口1,000人あたりの婚姻率≫
1 東京都 6.79
2 沖縄県 6.47
3 神奈川県 6.38
4 愛知県 6.06
5 大阪府 5.87
6 千葉県 5.86
7 埼玉県 5.74
8 栃木県 5.69
9 福岡市 5.69
10 滋賀県 5.60
   全国 5.59

出展:総務省統計局「社会生活統計指標」 平成17年

人口1,000人あたりの婚姻率は東京都、沖縄県、神奈川県の順

都道府県別で人口1,000人あたりの婚姻件数をもとに算出した婚姻率を見ると、最も婚姻率の高いのは東京都で、次いで沖縄県、神奈川県の順でした。その他にランクインしている都道府県を見ると、愛知県や大阪府、千葉県など沖縄県を除いて、ほぼ関東圏、関西圏、中部圏で人口の多い都市圏を含む都府県があがっています。


これは、やはり結婚をする年齢というのは個人差があるにしても、ある一定の年代以下です。つまりだいたい50代以下の人口が多い地域が、より婚姻率が高いと考えられます。そうなると、やはり都会で、人口の多い東京都や神奈川県、大阪県、愛知県は婚姻率が高くなる結果は当然のことといえそうです。

福岡県は婚姻率全国9位!

長寿日本一を誇る沖縄県は、実は婚姻率の高さ、早婚の多さでも有名です。これは、人口の寡多とか年齢層とか関係なく、もうずっと以前からの地域的な特色のようです。


そうした中、福岡県は地方にありながら、婚姻率5.69で、全国第9位。なかなかの婚姻率の高さを誇っていると思います。これは前回の『知ってた福岡?』で「福岡は大学生が多い?」でも取り上げましたように、九州各県や近隣の山口県・広島県などから就学や就職などで若い年代の人が福岡県に集まってきているからじゃないかと考えられます。

福岡県の婚姻率から福岡県人の流行に敏感な気質が見える!?

福岡県の婚姻率を1905年(実に明治時代!)からさかのぼって調べてみました。全国の婚姻率の平均と福岡県の婚姻率を10年ごとに集計してグラフにしてみました。そこで全国と福岡県の婚姻率の推移比較してみると、ある発見が!


そこには福岡県人の流行に敏感な気質を見ることができたのです!?

≪福岡県の婚姻率推移≫

福岡県と全国の婚姻率の推移を見てみると、まあ、だいたい同じような推移をしています。福岡県も全国も婚姻率が高いのは第2次世界大戦後の1947年(昭和22年)と、その約20年後の1965年(昭和40年)です。これは戦後の第1次婚姻ブームとそのときに出生した子どもたちが20〜30代になって結婚したために起こった第2次婚姻ブームです。福岡県ではこのほかに、1915年(大正4年)も全国平均よりはるかに高い婚姻率となっています。


その後は、1985年(昭和60年)以降は婚姻ブームは起こらず、比較的緩やかな下降気味の推移となっています。このように、福岡県の婚姻率の推移はだいたい全国平均と同じような推移をしています。


でも、よ〜〜くグラフをご覧になってください。
福岡県の推移は、全国平均の推移に比べて、急上昇、急降下をしていることが多くなっています。


例えば、第1次婚姻ブーム1947(昭和22年)年の時の婚姻率とその前後約10年ずつとの差を見ると、第1次婚姻ブームの10年前の1935年(昭和10年)では、全国平均の差は4.0であるのに対し、福岡県の場合はその差は4.6。一方、第1次婚姻ブームの約10年後1955年(昭和30年)では、全国平均の差は4.0で、福岡県の場合は4.3となっています。


その他の期間でも、全てじゃありませんが、婚姻率の全国平均の上昇、下降の幅より、福岡県の婚姻率は急上昇、急降下をしていることが多くなっています。・・・ということは、福岡県の人は、全国的な婚姻率が上がる傾向なら、「よっしゃ、私らも結婚せんとばい!」と婚姻率を上げ、婚姻率が下がる傾向なら、「まだまだ結婚なんかせんでもよかろうもん」と、もっと福岡の婚姻率を下げているのかもしれません。あくまでも憶測です。


でも周りの人が結婚するから、そろそろ私も結婚したいろか、逆に周囲が誰も結婚しないから結婚を先延ばしにしたり、とかそういった周囲の流行や影響で、結婚のするしないを決めている人が福岡県には多いのかもしれませんね。

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