今回は自分なりにちょっと楽しく、賢くチーズを買う事ができるお話を伺いました。

 

日本では、チーズはシルクロードから伝わり、江戸時代にはチーズを作っていた事がわかっています。では、なぜチーズが広まらなかったのか・・・子供のための乳を奪ってしまうという見方があったそうです。

 

現在では、日本人もチーズを気軽に食べるようになっていますが、ほとんどがプロセスチーズ。プロセスチーズは賞味期限が長いので、普段いただくには便利ですよね。でも本来のカルシウムを摂取する事を一番に考えたら、やはりナチュラルチーズ、フレッシュチーズがいいそうです。いただくシチュエーションでチーズを選ぶのがよいのですね。

 

また、フレッシュチーズは酸化、乾燥しないように、ラップなどでカバーする。青カビチーズはすぐにパックから取り出し、アルミに包み、ビニール袋にと、チーズのタイプにより、保存方法も異なるそうです。更に、スペインのチーズは季節によって、牛、羊、ヤギの乳の比率が違ったりと、国によってのチーズの特色の違いも興味深いものでした。

 

今回の講座では、チーズの味を感じやすい温かい紅茶と合わせました。これからのチーズの食べ方、買い方がちょっとワンランクアップしそうです。

 

ご参加いただいた皆様は本当にチーズがお好きな方ばかりだったようで、試食でお出ししたフランス、アイルランド、スペイン、イギリス、ベルギーの5種類のチーズ全てをお楽しみいただけました。

 

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