転勤の場合住宅ローン控除はどうなるの?
平成13年11月にマンションを買いました。ところが、今年4月に転勤の辞令があり、子供がまだ小学生なので、家族で東京に引っ越してきています。住んでいたマンションは賃貸に出す予定です。予定では2年半後に、また自分のマンションに住みたいと思っています。今まで住宅ローン控除で、毎年約21万円の税金が戻っていました。転勤した場合、住宅ローン控除は今後受けられないのでしょうか?
残念ながら、住んでいない住宅では、住宅ローン控除は受けられません。
しかし、平成15年4月1日からの税制改正で、転勤などで一時的に控除を受けられなくなりますが、再び同じ家屋に転居した場合は再適用を認められることになりました。
残念ながら、住んでいない住宅では、住宅ローン控除は受けられません。転勤が4月だったとのことですが、平成15年 の税制改正で、4月以降に勤め先の命令によるなどの理由で転居し、その後また同じ家屋に戻ってきた場合、 住宅ローン控除がもう一度受けられるようになっています。ただし、住宅ローン控除の適用期間は、平成13年の購入した人の場合は平成22年までの10年間 です。この間に、購入した住宅に再び転居した場合に、還付を受けることができます。
転勤の間賃貸に出され、戻ってこられる年度の途中まで賃貸の状態である場合などは、その年の住宅ローン控除が受けられない場合もありますので、状況によって異なります。実際に住宅ローン控除の適用かどうかは、戻ってこられた時の状況で判断するのが望ましいでしょう。
※マンションを転居する前に、居住しないこととなる事情の詳細その他一定の事項を記載した届出書を所轄の税務署長に提出することなどの「再適用の要件」がありますのでご注意ください。
※H15年3月31日以前の転居の場合、転勤等のやむを得ない事情で、その後再び居住しはじめたとしても控除が受けられない制度でしたが、変わっています。
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