
福岡市内にまるで「アルプスの少女ハイジ」のようなまきばの体験ができるところがあるなんてご存知でしたか?福岡市南区の油山の中腹にある「も〜も〜らんど油山牧場」がそうなのです。
牛やヒツジ、ヤギの牧場の家畜たちとのふれあいを目的とした体験型牧場で、動物たちとのふれあいのほか、乳製品の加工や販売、福岡市内を見下ろす展望デッキでのバーベキューでの食事などもできる、楽し〜いところ。天気の良い日には、家族連れはもちろん、童心に帰って動物たちとのふれあいと大自然の空気を満喫するカップルやご年配のご夫婦なども多く見られます。
も〜も〜らんどにはいいところは色々あるのですが、一番の魅力は、広々とした緑の牧場に牛やヒツジが放たれるその牧歌的な風景・雰囲気だと思います。
福岡の都心から約30分ほどの近距離の場所にもかかわらず、ここのゆったりとした雰囲気はまるで放牧がさかんな北海道や外国のよう。ここに着いた人は、誰もが思わず、爽やかな山の空気を思いっきり吸い込み、青い空へ向かってめいっぱい伸びをしてしまいます。

も〜も〜らんど油山牧場では、放牧される牛やヒツジを見るだけでなく、牧場体験ができるイベントが多く行われています。その中でも、毎日無料で楽しめるのが牛の乳しぼり体験です。牛の生のおっぱいをさわってミルクをしぼれるんです。子どもはもちろん、大人にも大人気の催しで、休日の日には受け付け時間前から多くの人が並んでいます。
事前に牧場の係りの方からしぼり方の説明がありますが、実際にしぼってみるのは大人でもかなりドキドキします。わりとしっかりとした肌触りの牛の乳首をそおっと手のひらで包み込むようにして、上の指から順にしぼっていくと、ちゅーっと白い糸のような生乳が出てきます。しぼるときは思ったより力を入れたほうが、勢いよく乳が出るようでした。
「わー!出た出た〜!」「あったか〜い」「牛、でけ〜!」など、子どもたちは間近で見て、触れる牛に大興奮。また、「ハイジみたいだわ〜」「俺けっこう上手くない?」など、大人の方も興奮を抑えられないようでした。やっぱりこういうふれあい体験って、大人も童心に帰ってしまうんですよね。
乳しぼり体験は、毎日搾乳牛舎前の搾乳体験所にて、午前10:00と午後1:30からの2回行われています。乳しぼりのときは係りの方が側についてくれるので、小学生はもちろん、4歳くらいの幼児でも参加できます。無料で体験できるし、牛の乳を搾るなんてめったにできない体験なので、も〜も〜らんどへ来たら参加されることをオススメします。

ふれあい家畜舎には、ヤギやヒツジ、ブタ、ニワトリなどがいます。その中でも人気なのはやはりヒツジとヤギ。ヒツジは、よく見る白いコリデール種のヒツジと顔や手足が黒くてちょっと珍しいサフォーク種のヒツジがいます。どちらもとても人懐っこくて、見ていると近寄ってきます。
また、春先に生まれたヒツジやヤギの子どもたちも元気に走り回ったり、なんだか人間が鳴き声をまねたときのような高く軽い声で「メー」と自己主張をしたりしており、とても賑やかで楽しそうに過ごしています。
家畜舎内には、ピンク色のブタがおり、ブーブーブヒブヒと鼻を鳴らしています。子ブタたちはうろちょろとしていますが、大きなブタたちはもう体を動かすのが億劫なのか、顔や鼻先だけをちょこっと動かす程度で、どでーんどでーんと並んで寝そべっていました。
4・5月にヒツジは毛刈り実演のイベントで、もこもことした毛を刈ります。その毛を利用して、春や秋にマスコットやタペストリー作りのイベントが開催されるので、そのようなイベントにも参加してみたいですね。

も〜も〜らんど油山牧場では、毎月牧場体験に関する多彩なイベントを開催しています。バターやアイスクリームを作ったり、夏には家畜舎の掃除やエサやりなどの酪農体験ができたりなど、牧場ならではのイベントです。ホームページや福岡市内に配置されているチラシなどで日時や内容をご確認の上、どうぞ楽しくご参加ください!
|