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住みよい街にはワケがある

福岡の街の『住みよさ』

福岡の街の『住みよさ』のポイントを、いろいろな視点から取り上げ、そのポイントが高いと思われる地域を、4回のシリーズとしてひとつずつ紹介していきます。
春の気配を感じる街
Vol.1筑紫郡那珂川町中原(博多南駅近辺)
街中をぱあっと明るくさせる菜の花畑が広がる街

山陽新幹線の西の終着駅、博多駅。でもその先にも駅があるということは、福岡の方ならよくご存知ですよね。もともと山陽新幹線の博多総合車両所だったところにできた博多南駅のことです。ちょうど春日市と那珂川町の境界にあり、周辺は宅地化が進んでいます。

那珂川町側にある博多南駅の正面口近辺は宅地やスーパーやロードサイドの店が立ち並びますが、ところどころに空き地や畑が残っています。土のあるところには、ぺんぺん草やホトケノザなどの小さな花をつけた春の草花が咲いており、ささやかに春の到来を教えてくれています。そんな街中を散策していると、とつぜんぱあっと黄色の絨毯を敷きつめたような菜の花畑を見つけました。

スーパーのハローデイ那珂川店第2駐車場の向かいにある畑の1区画。田園地帯や大きな川の土手でもない街なかに、これほどたくさんの菜の花が咲いているところは珍しいのではないでしょうか。桜より一足早く咲き誇る菜の花畑は、周囲の住民の方にとっても、春の訪れを感じさせ、気持ちの安らぐ場となっているようです。

この菜の花畑から少し歩いたところに、梶原川という小さな川があります。川の土手にもところどころに菜の花が咲いていました。密生せずにまばらに生えているから、おそらくこの菜の花は自生したものでしょう。今年落ちる種から来年の春にまた芽生えて、少しずつ菜の花は増えていくのでしょうね。生活のすぐ近くで、自然の菜の花と川の風景が見られるのは、心が豊かになっていくような気がします。

梶原川の周辺は閑静な住宅地になっています。ピンクや紅色、白色などの花をつけた見事な梅の木や、チューリップやパンジーなどの鉢植えで庭や玄関先を彩るおうちも多く、春をおすそ分けしてもらうような気分で散策を楽しめます。

なお、博多南駅前の中原バス停そばにある畑でも、毎年菜の花が植えられ、あたり一面を黄色に染めるそうです。残念ながら今年は畑を整備したあとで、菜の花はポツンポツンと残っているだけでした。来年の2月ごろには、また菜の花畑が広がるのだと思われます。

街なかでありながら菜の花畑が見られるのは、きっと街に花々で春を伝えたいと願う方々のおかげだと思います。博多南駅周辺の街は、春だけでなく人の心で暖かさを感じました。

住宅街のなかに広がる菜の花畑あたりを明るい雰囲気にします。

 

菜の花畑は周辺の大人や子どもにとってもお気に入りの場所だそうです。


梶原川の土手にまばらに咲く菜の花。川沿いに自生した花は、植えられて密生する菜の花畑とはまた異なった自然な趣を感じさせます。


梶原川の近辺の住宅街は梅の木やチューリップ、パンジーなどの鉢植えで春を彩っています。

 

博多南駅近くの中原バス停前の畑。毎年ここも菜の花畑になるそうですが、今年はもう整備されていました。ぽつぽつと残った菜の花や小さな草花がささやかに咲いていました。


道端や空き地に咲いているぺんぺん草やホトケノザ。見過ごしがちな雑草ですが、小さな花を掲げて春の訪れを教えてくれます。

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