chapter51 福岡県出身のプロ野球選手は多い?
おめでとう!福岡ソフトバンクホークス!!7年ぶりのリーグ優勝~☆☆
ゲーム差をひっくり返してまさかまさかの大逆転。しびれました。
そこで、今回の『知ってた?福岡』では福岡とプロ野球に関するテーマにしてみました。
~ 「福岡県出身のプロ野球選手は多い?」 ~
と題して、昨年(2009年)時点での現役プロ野球選手を出身地別にカウントして、その人数をランキングしたものをご紹介いたします。
果たして福岡県出身のプロ野球選手はどのくらいでしょう?そしてその数は全国的に多い方なのでしょうか??
福岡県出身のプロ野球選手は43人で、全国4位!
2009年の時点で現役プロ野球選手で日本国内出身者は774名でした。この774名のうち福岡県出身者は何人いるのでしょう?
※ランキングデータは「新・都道府県別統計とランキングで見る県民性[とどラン](http://todofuken.ww8.jp)」に掲載されている「プロ野球選手出身地(http://todofuken.ww8.jp/t/kiji/10226)」から引用させていただきました。
このランキングを見ると、2009年時点での現役国内出身のプロ野球選手を最も多く輩出しているのは大阪府で77人、次いで神奈川県53人、3位兵庫県47人となっていました。
第1位の大阪府は出身選手が77人もおり、なんとプロ野球選手の約10人に1人が大阪府出身ということになる訳ですから多いと感じますね。
福岡県出身の選手は43人で全国4位となっています。福岡県出身の選手は福岡ソフトバンクホークスの柴原洋選手や杉内俊哉選手、本多雄一選手をはじめ、各球団で活躍しています。
ソフトバンクホークス | 柴原洋 | 外野手 |
---|---|---|
小椋真介 | 投手 | |
篠原貴行 | 投手 | |
杉内俊哉 | 投手 | |
二保旭 | 投手 | |
本多雄一 | 内野手 | |
オリックス | 相川良太 | 外野手 |
加藤大輔 | 投手 | |
香月良太 | 投手 | |
山崎正貴 | 投手 | |
日高剛 | 捕手 | |
楽天 | 楠城祐介 | 外野手 |
憲史 | 外野手 | |
中島俊哉 | 外野手 | |
佐竹健太 | 投手 | |
辛島航 | 投手 | |
日ハム | 吉川光夫 | 投手 |
田中賢介 | 内野手 | |
今浪隆博 | 内野手 | |
中島卓也 | 内野手 | |
ロッテ | 伊藤義弘 | 投手 |
香月良仁 | 投手 | |
阿部和成 | 投手 | |
定岡卓摩 | 内野手 | |
阪神 | 柴田講平 | 外野手 |
上園啓史 | 投手 | |
西村憲 | 投手 | |
白仁田寛和 | 投手 | |
広島 | 井生崇光 | 外野手 |
喜田剛 | 内野手 | |
安部友裕 | 内野手 | |
山本翔 | 捕手 | |
西武 | 野上亮磨 | 投手 |
帆足和幸 | 投手 | |
岳野竜也 | 捕手 | |
ヤクルト | 中尾敏浩 | 外野手 |
花田真人 | 投手 | |
西崎聡 | 投手 | |
横浜 | 吉村裕基 | 外野手 |
村田修一 | 内野手 | |
巨人 | 久保裕也 | 投手 |
笠原将生 | 投手 | |
中日 | 中田賢一 | 投手 |
プロ野球球団がある都道府県出身の選手が多い
各都道府県別に輩出したプロ野球選手の人数をランキングすると、当然のことながら人口の多い都道府県が上位に あがってきます。なのでプロ野球選手を多く輩出している都道府県だからといって、その地域全体の人口と比べてみると決してプロ野球選手の比率が多いといえ るわけではありません。(人口1万人あたりでプロ野球選手の比率が多い都道府県は1位が和歌山県15.7人、2位福井県14.7人、3位佐賀県11.6 人)
それでもこのランキングの上位に入っている都道府県には共通点があることに気がつきます。それはプロ野球球団を有している地域が多いことです。
順位 | 都道府県名 | プロ野球球団 |
---|---|---|
1 | 大阪府 | オリックスバッファローズ |
2 | 神奈川県 | 横浜ベイスターズ |
3 | 兵庫県 | 阪神タイガース |
4 | 福岡県 | 福岡ソフトバンクホークス |
5 | 千葉県 | 千葉ロッテマリーンズ |
5 | 東京都 | 読売ジャイアンツ、東京ヤクルトスワローズ |
7 | 埼玉県 | 埼玉西部ライオンズ |
8 | 愛知県 | 中日ドラゴンズ |
9 | 京都府 | |
10 | 広島県 | 広島東洋カープ |
11 | 茨城県 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
11 | 北海道 | 北海道日本ハムファイターズ |
実に、プロ野球選手を輩出した上位11位までの都道府県は京都府を除いて全てプロ野球球団を有する地域となっ ています。プロ野球球団がある都道府県ではやはり普段からプロ野球に接したり、少年野球でプロ野球選手との交流や指導を得る機会も多く、それがプロ野球を 志す子供の数の増加の一因になっていそうです。
今年の福岡ソフトバンクホークスの手に汗握るドラマチックななパ・リーグ優勝劇は、福岡県の子供たちにきっと野球の魅力やすばらしさを伝えたと思います。これをきっかけに未来のプロ野球選手がまた福岡県から誕生するかもしれません。将来が楽しみです。
〔更新日:2013年03月01日〕